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コンサドーレ札幌の福森晃斗が決めたフリーキックまとめ

コラム

福森晃斗

福森晃斗選手はフリーキックの名手・中村俊輔選手と同じ桐光学園出身で、桐光学園卒業後、2011年に川崎フロンターレへ入団。川崎ではなかなか出場機会を得られず、2015年にコンサドーレ札幌へ移籍。コンサドーレでは主力として活躍し、J1昇格・J1残留など近年のコンサドーレの躍進に大きく貢献。現在ではJリーグ屈指のフリーキッカーとして周知されている。

 

2017 J1 第8節 浦和戦

まだ福森晃斗のフリーキックのレベルの高さが今ほど浸透していない中で浦和の守護神・西川周作から決めたフリーキック。

小野伸二が蹴るそぶりをしていて、当時はまだ多くの人が小野伸二が蹴ると予想していた中で福森晃斗が意表をつく形で決めた。

弾道が低く、壁の間を抜けてバウンドしてゴールに入るキーパーが防ぎにくい見事なフリーキックゴール。

 

2017 J1 第18節 大宮戦


2点ビハインドで迎えた後半81分、絶好の位置でフリーキックの場面を迎え、福森が直接フリーキックを叩き込んだ。


2点ビハインドから福森のフリーキックで1点差に迫った後の後半アディショナルタイムに、先ほどと同じような位置でフリーキックのチャンスを迎えた。これをまたも素晴らしい軌道でゴールに流し込んだ福森のフリーキックで同点に追いつく。これによって試合は引き分けで終了。引き分けにもかかわらずコンサドーレサポーターは試合に勝ったような大喜び。当時J1残留を目標にしていたコンサドーレにとって目標達成のための貴重な勝ち点1を得ることになった。

 

2018 J1 第25節 神戸戦

2018年に唯一福森が直接フリーキックを決めたゴールは相手の意表をつき、審判の笛が鳴ってすぐに蹴り込んだ。

キックの精度だけでなく、冷静な判断も魅せた福森らしいゴールでもある。

 

2019 J1 第8節 横浜FM戦

弾道・コース・スピード全てが完璧なフリーキック。これを蹴られたらキーパーはノーチャンスだと思われる素晴らしいフリーキック。

 

2019 J1 第23節 清水戦

今までの福森のフリーキックは曲げて落とすフリーキックであったが、このフリーキックはストレートのキックで決めた。

距離が近いため曲げて落とすのが難しい位置であるためストレートを選択したと思われるが、こういうキックの種類を使い分けることができ、それを盛夏期ウナコントロールとスピードで蹴ることができるのが福森晃斗のフリーキックの魅力。

2019 ルヴァンカップ 準々決勝第1戦 広島戦

 

2019 ルヴァンカップ決勝

2019ルヴァンカップ決勝。タイトルをかけてコンサドーレの初のファイナルとなった試合。この試合は歴史に残る死闘となった。
後半アディショナルタイムに深井のゴールで導電に追いつき延長戦へ。延長前半に絶好の位置でフリーキック。
これを福森がさすがという精度・スピードのフリーキックでゴール。全国中継で最高のフリーキックを決めた。
惜しくもコンサドーレはPK戦で初タイトルは逃したが、歴史に残る試合で福森が決めたフリーキックは歴史に刻まれた。