北の大地は屈しない
2018年、北海道で大きな地震(北海道胆振東部地震)があった後の試合で、札幌サポーターが掲げた横断幕。
「北の大地は屈しない。俺たちはこれからも愛する北海道と共に生きる。」
「北海道の為に勝利を」
震災後で大変な中、アウェイ等々力競技場に足を運んだ札幌サポーターは、このメッセージを掲げて0-7という大敗でも最後の最後まで大声援で選手を後押しした。
頑張れ横山知伸
2018年まで北海道コンサドーレ札幌に所属していた横山知伸選手が2018年末に脳腫瘍が見つかり摘出手術を受けたのち、治療に専念することになったことを受けて札幌サポーターが掲げた横断幕。
「頑張れ横山知伸 回復を祈ってる」
選手、サポーターの思いが入ったこの弾幕を札幌サポーターは横山知伸が回復して、2019年9月にFC岐阜と契約するまで札幌の全試合に持ち運び、このメッセージを掲げた。
そして、この横断幕は横山選手がFC岐阜と契約が発表された後の試合で次のように掲げられた。
大病を乗り越えてFC岐阜への移籍が決まった横山の横断幕が「回復」から「活躍」に変わっていて泣きそう。
横山頑張れー!#concadole pic.twitter.com/UQOzlYzGBi— たいくん (@taikun_) September 14, 2019
「頑張れ横山知伸 活躍を祈っている」
回復→活躍 横山選手の回復を祝い、これからの活躍を願い応援するメッセージに書き換えられた。
不屈の男
今まで何度も膝を怪我して長期離脱を余儀なくされた深井一希選手が2017年のアウェイ甲府戦でまた膝を負傷してしまったあともの試合で札幌サポーターにより掲げられた横断幕。
「不屈の男深井一希 信じて待ってる」
怪我をした甲府戦では札幌サポーターによる深井選手のチャントが新たに歌われるようになり、その歌詞の中にある「不屈の男」という言葉を使い、何度怪我しても戻ってくるのをサポーターは待っていると深井選手を元気づけるメッセージ。
これまでにも深井選手が怪我をした後には札幌サポーターは深井選手へ横断幕を掲げている。
大怪我を負って長期離脱となったコンサドーレのMF深井一希へ向けた弾幕。 #consadole pic.twitter.com/ue1yMCwbBa
— 村上アシシ (@4JPN) September 6, 2014
ソンユン 俺たちを救ってくれ
2017年の第21節横浜Fマリノス戦でGKのク・ソンユン選手のミスもあり、0−2で破れた次の試合である甲府戦で札幌サポーターが掲げた横断幕。
日本語にすると
「ソンユン 俺たちを助けてくれ チームを救ってくれ」
という意味のメッセージ。
前の試合でミスをしたソンユン選手を批判するのではなく、今まで何度もファインセーブでチームん貢献してきたソンユン選手を励ます暖かいメッセージ。
この札幌サポーターによる行動は韓国メディアでも取り上げられ賞賛された。