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U-22代表の田中駿汰などコンサドーレに来期加入内定の大卒3選手

コラム

北海道コンサドーレ札幌は、現時点で来期(2020シーズン)加入内定が決まっている選手が3名。

現在大学生のため卒業後にコンサドーレへ加入するが、2019シーズンも特別指定選手として試合出場が可能。

すでにコンサドーレの試合に出場している選手もおり、将来有望な選手ばかりである。

そんな、コンサドーレへ来期大卒で新加入する3選手を紹介。

 

金子拓郎


群馬の前橋育英高校2年生で控えながら全国高校サッカー選手権準優勝を経験し、3年生では、ベスト8の結果を残し、日本大学へ進学。

大学3年生の時の釧路合宿でコンサドーレとの練習試合でクラブの目に止まり、コンサドーレの熊本キャンプにも参加し、2019年2月にコンサドーレへの2020シーズン加入が内定し、3月に特別指定選手に承認された。

2019J1第5節の名古屋グランパス戦で既にJリーグデビューを果たしている。

独特のボールタッチとドリブル、パスセンスがあり、多彩なキックでチャンスメークできるMFで、ミシャ監督が既にリーグ戦やルヴァンカップで起用していることからもわかるように期待の大きい選手。

 

 

田中駿汰


G大阪ジュニアユース、履正社高校を経て、大阪体育大学に進学し、3年生で関西学生リーグ1部優勝に貢献し、全日本大学選抜にも選出され、2019年3月にコンサドーレへ2020シーズン加入が内定。7月に特別指定選手に承認された。

複数の守備的なポジションをこなすことができ、高さ、読みの良さ、足元の技術を兼ね備えた選手。

ユニバーシアード日本代表として金メダルを獲得し、U-22日本代表にも選出されており、東京オリンピック出場も期待されているホープ。

 

 

 

高嶺朋樹


小学校4年生から札幌の下部組織で9年間を過ごすも昇格は叶わず筑波大へ進学した。2019年3月にコンサドーレへ2020シーズン加入内定、特別指定選手に承認された。

大学No. 1ボランチと言われるほどの実力で、ボランチからの展開力と、精度の高い多彩なキック。さらに、1対1での守備が強く、ボール奪取能力が高い。

コンサドーレU-22で10番を背負ったMFは、地元へ帰ってきて成長した姿をクラブやサポーターへ多く見せつけてくれるだろう。

 

大卒トップクラスが加入内定

以上で紹介したように来期加入が内定している大学生は大学サッカーの中でもユニバーシアードへ出場したトップクラスの選手ばかりである。大学トップクラスの選手が、しかも3名もコンサドーレに加入するということはこれまでにはなかった。

これは、ペトロヴィッチ監督が就任し、若い選手が多く起用されながら超攻撃的で魅力的なサッカーを展開し、昨季J1で4位という成績を残したことでコンサドーレに入りたいと選手から思われるクラブになったこと。

さらに、大学の関係者からも「コンサドーレなら選手を安心して送り出せる」、「コンサドーレなら選手をしっかり育成してもらえる」と思ってもらえるクラブになったクラブの成長の証である。

2019YBCルヴァンカップファイナルでタイトルまであと1歩と迫ったコンサドーレの今後の躍進も楽しみだ。